當代中文課程1 L.02 日本語文法解説

06/02/2021

1.所有を表す「的」
 ~の

機能:
「的」は物の所有を表し、所有者と所有物の間に置かれます。

構造:
注意:「的」は時々省略されます。
1.もし所有者と所有されるものの二つの名詞の関係が近い場合、且つ、 所有者が人称代名詞である場合にのみ「的」は省略されます。
 我爸爸
 我哥哥
 我家
つまり「李先生的爸爸」は言えますが、「*李先生爸爸」とは言えません。

2.所有関係にある2つの名詞が個人とその所属グループを表す場合も「的」は省略されます。
この場合、個人を指す名詞は通常単数形ではなく複数形で使われます。
 他們家(their home)
 我們日本(our Japan)。
 我們學校
 你們公司

2.修飾語マーカーとしての「的」

機能:
文法的には名詞や名詞句を修飾する語句を定語(日本語では修飾語、特に体言を修飾する語と言う意味で連体修飾語)と言います。
就職される語は被修飾語と呼ばれ、「的」は修飾語と被修飾語の名詞の間に置かれまるマーカーです。

使い方:
注意:修飾語と被修飾語の名詞が頻繁に使われる場合、「木頭桌子」など、その名詞が本来備えている属性を表す場合「的」は省略されます。
その他、国籍を表す場合、「哪國的人」ではなく「哪國人」が、「臺灣的人」ではなく「臺灣人」が使われます。
 孩子的脾氣 …子供の性質
 孩子脾氣 …子供っぽさ
 狐狸的尾巴 …狐の尻尾
 狐狸尾巴 …化けの皮
のように「的」の有無によって意味が変わる場合もあります。

1音節の形容詞が連体修飾語になる場合は「的」を用いずそのまま被修飾語と結びつけることが多いです(貴は例外的に1音節でも「的」を必要とします)。
 我不吃辣東西
 我住舊房子
ただし他と比較し「…なの、…なもの」という意味で強調するような場合には「的」を伴うこともあります。

2音節以上の形容詞でも慣用的に使われるものに対しては「的」を挟みません。

3.所有を表す「有」

機能:
動詞「有」は所有を表します。

構造:
「主語 + 有 + 目的語」という形で用いられ、「~を持っている」という意味を表します。
日本語に訳す場合は「~がある、いる」と訳す方が自然な場合もあります。
 我有兩本書。
 我有三個哥哥。
否定:
「有」を否定する副詞は可ならず「沒」が使われ「沒有」という形で用いられます。
「不有」という形では用いられません。

疑問:
動詞「有」の「A-not-A」形式の疑問文は「有沒有」となります。
「有~沒有?」という形で使われる場合もあります。

4.全体を表すマーカー「都」

機能:
「都」は主語や目的語が表す項目に共通点があることを示すために使用されます。

構造:
「都」は副詞であり、関連する名詞の後ろ、主な動詞句の前に置かれます。
 名詞 + 都 + VP.

否定:
 名詞 + 都 + 不/沒 + VP
 名詞 + 不/沒 + 都 + VP

使い方:
1.「都」は副詞であり、 主語の後ろ 、動詞の前に置かれます。
「都我們是臺灣人」といった語順はありません。

2.「都」によって関係が示される要素は語順として「都」の手前に現れる必要があります。
例えば、’I like both teachers Li and Wang’という場合「李老師, 王老師, 我都喜歡.」とは言えますが、「我都喜歡李老師, 王老師」とは言えません。

3.疑問文では「都」は「嗎」形式の疑問文でのみ使われ「A-not-A」形式の疑問文では使われません。
例えば、’Are you all surnamed Wang?’と聞かれ「你們都姓王嗎?」と尋ねることはできますが「*你們都姓不姓王?」とは尋ねられません。

4.もし「都」の手前に「不」がつき「不都」となっている場合、その文章の意味は’not all…’(全てが~というわけではない)という部分否定の意味になります。
一方で「都」の後ろに「不」がつき「都不」となっている場合、その文章の意味は’all not…’(全てが~ではない)という全否定の意味になります。
つまり、
「他們不都是臺灣人」は「彼らはみんな台湾人というわけではない(台湾人ではない人もいる)」という意味になり、
「他們都不是臺灣人」は「彼らはみんな台湾人ではない」という意味になります。

5.量詞を表す「個」と「張」

機能:
「個」「張」どちらも量詞と呼ばれ数の単位、つまり日本語で言うところの助数詞 に当たります。
量を表す場合、量子は数字と名詞の間に置かれます。

構造:
1.数字 + 量詞 + 名詞
2.指示代名詞 + 数字 + 量詞 + 名詞
「哪」に続く数字が一の場合、一はよく省略されます。
例えば、「哪一個人?」はしばしば「那個人?」と表記されます。

使い方:
1. このレッスンでは2つの量詞が紹介されましたが、中国語には多くの量詞があり、異なる名詞には異なる量詞が使われます。
「個」は最も頻繁に使用される量詞であり、多くの異なる名詞の個数を数える際に使用されます。
「張」は通常、紙、写真、テーブルなどの平らな物を表す名詞とともに使用されます。
その他、
 件, 隻, 本, 支, 條, 把…
等多くの種類があり、新しい名詞を学ぶ際は、その名詞の量詞にも注意を払う必要があります。

2.もし数が二の場合、「二 + 量詞 + 名詞」とは言わず、「兩 + 量詞 + 名詞 」といいます。
 「二 + 量詞 + 名詞」 → 「 兩 + 量詞 + 名詞」

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